※このブログは、2021年5月12日配信のメルマガを引用しています。
〜わたしという自然〜
私たちは、便利で快適になろうと
世界にある自然を人工物に置き換えてきました。
土はコンクリートになり
自然食よりも加工品を食べ
人間が住む世界は人工物で溢れるようになりました。
同じことは「自分」という自然に対しても行われます。
自然な自分、ありのままの素の自分には価値を感じられず、
社会がつくった承認基準に見合う自分かどうかに価値が置かれます。
私たちは、自分の身体、その感覚、感情、直感など
自分の内側にあるものには価値を感じられず、
外側の規範に合うように自分をつくらなければなりません。
”ありのまま”の自然な自分は、
“あるべき”自分に虐げ破壊し続けられ、
自分という自然を愛することができなくなっています。
自分のありのままを愛することで、
そこに自然の美しさを感じ、
自分が自然の美しさの一部であることに気づきます。
ありのままの自分を破壊することを止める。
自分の身体、感情、直感など自然に備わった自分を愛する。
自分が自分を愛して、自分の命を輝かせて生きる。
外側の自然破壊も、きっとそこからなくなると信じています。
ぼび(河本伸也)
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