生きる、とは思い出すこと

※このブログは、2020年9月4日配信のメルマガを引用しています。

〜「生きる、とは思い出すこと」〜

大抵のおとなは、こどもはわかっていない、という前提からこども達と関わります。
生きるために必要だと思い込んでいる知識やアドバイスで正しいことを示そうとします。
そしてこども達は、その外側から与えられた情報を元に
自分の生き方を考えるようになります。

ところが、自分の人生の舵取りをするための情報は
実は外側の世界にはありません。
外側にある情報を元にどんなに考えても
「自分がこの人生をどう生きたいのか」はよくわかりません。

私たちは日々、さまざまな体験を重ねています。
喜び、怒り、悲しみ、楽しさ、そして痛み。
この1つ1つの体験を通して身体の内側に湧き上がる感覚が、
自分の命は何を求めているのか、を私たちに常に教えてくれています。

どんな人にも、この世界に心の奥で求めている
あきらめきれない願いがあります。

日々の体験から沸き起こる感覚は
それをいつもあなたに思い出させようとしています。

「自分はこの人生をどう生きたいのか」

その答えは外に探しにいかなくても、ずっと失われることなく
私たちの内側に既にあるのです。

ぼび(河本伸也)

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